社会人になって7年目を迎えた若僧の日々。

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Posted by TI-DA at

2022年02月13日

steve nash speechから(素晴らしい内容です)

2018年にNBAの殿堂入りとなったスティーブナッシュ。
改めて彼の功績について語る必要はなく、他のサイトでも様々な紹介がなされています。

私は今日はその中で、彼が殿堂入りの式典でスピーチした内容の一部について
取り上げさせていただきたいと思います。

これは後世に語り継ぐ必要のある、とても素晴らしい内容です。
会場に同席した彼の子供たちに向けてのメッセージ性が強いのですが、
私たちも教訓にしたい内容となっています。

【steve nash speech (Hall of fame)】(原文)
Find something you love to do, Do it every day.
Be obsessed. Balance can come later.
Use your imagination. Put pen to paper. Declare your intentions.
Set small goals. Knock them off. Set more goals.
Gain momentum. Build confidence. Grow a deep belief.

Outwork people. Play the long game.
You don’t have to be the chosen one.

The secret is to build the resolve and spirit to enjoy the plateaus.
The times when it doesn’t feel like you’re improving and you question while you’re doing this. If you’re patient, the plateaus will become springboards.

Finally, never stop striving, reaching for your goals until you get there.

But the truth is, even when you get there, even when you get here standing on this stage, it’s the striving, fighting, pushing yourself to the limit every day that you’ll miss that and that you’ll long for.

You’ll never be more alive than when you give something everything you have.


【スティーブナッシュ スピーチ】(日本語訳)※私の訳なので、若干怪しさもあります(笑)
大好きなことを見つけて、毎日取り組んでほしい。
それに夢中になることで良い。バランスは後からでついてくる。

想像力を働かせ、紙にペンを走らせて自分の意思を表明すること。
小さな目標を設定し、それをやり遂げることで、さらなる目標を設定していく。
そういった取り組みを続けていくことで、勢いをつけ、自信を持ち、深い信念へとつながっていく。

他の人より努力をし、長い目で見ること。
選ばれし者である必要はない。

秘訣は、停滞期(苦しい時期)を楽しむ覚悟と精神を築いていくこと。
上達が感じられず、こんなことをしていていいのだろうかと疑問に思う時期も、我慢していれば、それがバネになる日が来る。

それまでは、目標に到達するまで努力を止めないこと。

でもその真意は、たとえそこに到達しても、このステージに立っていても、
毎日努力し、戦い、自分を限界まで追い込んだ日々こそが、
あなたにとって懐かしく、憧れになるということです。

自分の持っている力をすべて出し切ったときほど、生きている実感が湧くことはないでしょう。


どうですか?
なかなか最高のスピーチの一つだと思いませんか?

是非、後世に語り継ぎつつ、自分自身もこの言葉に奮起の力をもらって生きていきたいものです。
いや~、このスピーチ、文章は本当に素晴らしい。
ありがとうございました。




  

Posted by kenbi at 22:16Comments(0)

2022年01月28日

インサイトをもう一度考える

サラリーマンとして約15年生きてきましたが、
MBAで学ぶようなケースメソッドに当てはめて議論を展開するようなケースは少ないというのが私の社会人人生です。

では、そういったことを学ぶことが意味が無いのか?
となるとそうではなく、本日の標題、インサイトにつながるのでは?
と思っています。

以下がその理由です。

・ 今や基本的なMBAの知識はビジネスマンは当たり前のように持っており、
  何か議論するための土台にはなっているため、そこはベースとの考えになる。

・ ただ、上記はあくまで考えをロジカルに整理して、正しい分析をするまでは進めるが、
 そこから仮説に対して良さげな解に結び付けられるか、良い打ち手に結び付けられかは
 必ずしも連動していない。

・なので、そこに対して良さげな答えを出していくためには、そのロジックをベースに、
 以下の要素を加えて行けば良いと思える。
 ① 「一次情報」、 「現場感」を追求する
   一般的な「定石」からではなく、当事者の立場になりきって、視点下げて状況を見て感がる。
 ② 徹底的に「ファクツ」を追求する
   「これはやるべきだ」とか、「これは筋が悪い」とか、皆がなんとなく信じているものを、
   反論できなくなるようなファクツがあれば、議論の展開が面白くなり、新たな視点が入る
 ③ 答えありきの「ビジネスジャッジメント」になびかせない
   最終的に見えている答えにもっていきがちな議論が多い中、そこを「ぐーっと」引いて、もう一回経営の視点で議論をする。
   
皆が大上段で議論しているときは、ぐーーんとレンズのピントを絞って、現場感べたべたの話をしてり、
数字やファクツをベースにした定量的な議論の時は定性的なビッグピクチャーでの議論をしている、制約を外してみる。
などの視点がインサイトを生むような気がしています。

よし、来週月曜日にこれを実践するために準備してみようと思う今日でした。

  

Posted by kenbi at 01:42Comments(0)わたくしごと☆

2022年01月25日

成長は無いのですが、ブログ再開してみます(今日の文章から得るものはありません。個人的感情だけです。)

コロナ禍となり早2年以上が経ち、自身の考えを表現する場所が極端に少なくなっている昨今ですので、
気まぐれにまたブログを再開してみたいと思います。

ほぼ日記に近いような記載になってしまいますが、しばらく感覚を戻すまで、
お見苦しい文章となることをお許しください。(読んでくださる方がいらっしゃるという前提ですが、、、)

さて、私がこのブログを開設したのは2006年頃だったと思いますが、早16年が経過しました。

このTi-daブログが沖縄では流行り、アメブロ等で芸能人が発信することも多くなり、
ブログが盛り上がっていた頃だと記憶しています。
それから時は流れ、SNSが大流行し、動画サイトでの発信も増え、社会は劇的に変わったと言っても
過言ではないと思える2022年になっています。

新聞やテレビ、雑誌などの「メディア」と言われる業界が衰退し、ここまで動画サイトやアプリが発展して、
個人が自由に発信できる社会をあの頃予想できていたかと思うと、社会の変化は本当に早いと改めて実感します。

まさしく「拡散」の時代の真っ只中にあり、何かを発信して「バズる」と、様々な場面で取り上げられ、
一気に世界中に拡散される時代に入っている現状にあると認識しています。
これは2006年からすると、かなり素晴らしく、そして恐ろしい時代になったなといった感想です。
※あくまで主観的な話ですが。


ただ、そういった社会になった反面、あきらなに発信をしなくなった方々がいるものまた変化かなと思っています。
一昔前(2006年頃)は、有名人、著名な作家、経営者などがブログを駆使して自身の考えを発信し、
それに感銘を受けたり、その発言を勉強して自身の生活でマネをしたり、ブログに引用したりと、
主に「有能な」方々がメインに発信をしていた時代だったかなと思っています。

しかし、現在はどうでしょうか。

SNSや動画サイトで発信することは「リスク」を拡大させることであり、
できるだけ「ケガ」をしないように「有能な」方々は情報発信を避ける傾向にあるような気がします。
※信頼できるテレビや新聞、雑誌などでの発信はそれほど変わらないかもですが、
  個人の発信という意味でです。

そのため、ブログは現在の通り下火であり、私のこのブログのように文字をダラダラと書くような情報発信は倦厭され、
如何に短い時間で強いメッセージ、面白いメッセージを発信できるかが、大事になってきているように感じます。
※そういった社会は時代の流れであり、輪廻転生、また変わる可能性もあるので、
 そこに対しての意見は全くございません。


そうなってくると、、、
「ブログは閲覧数も伸びず、ごく少数の人にしか読まれないだろう!」と思い始め、
ブログを再開しようという衝動に駆られることになってしまいました。

自分で日記をつけるのは人生において有意義であり、自分の行動を振り返り反省し、
明日のために準備をするために重要であるというのは皆さまご承知の通りですので、
私は2022年から、そういった事をこのブログを通して詳らかに発信し、
自らの行いを世間様にお伝えしても恥ずかしくないように生きつつ、
もしご意見等をいただける機会があるのであれば、コメント等でやり取りし、
明日への活力と自分の精進として足跡を残していければと考えています。

御年、36歳となりました。
まだ子供じみた文章の内容ですが、あの頃ブログで発信していて、
未だに情報発信を継続している方は本当にごく少数となりました。

ただ、改めて考えると、ブログはやはり大変良いツールです。


動画サイトや仮想空間、さらなる技術進化と相反する行為かと思っていますが、
年を取った証拠でもあると思い、これからは長々、ダラダラと時代の逆を走って
情報を発信してみたいと思います。

「人生はマラソンのよう。重い荷物を背負って終わりの見えない旅路を行くが如し」
目標達成のためのロジックやショートカットなどの論理性、効率性が求められる時代ではありますが、
敢えて逆を行くこのブログ。

本日から正式に再開いたします。


  

Posted by kenbi at 23:23Comments(2)わたくしごと☆

2020年07月14日

1,627日ぶりの更新(4年5ヶ月と2週間)

2006年6月の大学生の頃にスタートしたこのブログですが、
最終更新日からタイトルの通り4年5ヶ月と2週間も遠ざかっていました。

学生の頃に開設したブログを更新するというのも恥ずかしい限りですが、
人生の足跡は消せないので暫くあの頃の勢いに乗っかってみようかと思います。
※あまりこのブログを訪問された方々を意識した楽しい文章を書ける自信がありませんが、
 自分の人生の備忘録も兼ねて誰かのお役に立てれば。

さて、このコロナ下で世の中が大変な状況にある中、
漏れなく私自身もリモートワークの実施を推奨され、家にいる時間が大幅に増えました。

そうすると何をするか?
はい。間違いなく本を読む時間と家族と話をする時間が増えます。

その間読んだ本は20代の頃大好きだったロジック系やスキル系の本ではなく、
・学問のすすめ(福沢諭吉 著)
・租にして野だが卑ではない(城山三郎 著)
・君主論(マキアヴェリ 著)
・失敗の本質(野中 郁次郎等の共著 )
などなどのおよそ仕事には直結しない本ばかりでした。

何が変わったのかな~?と自分で考えると、今の時代に合っていない生き方ですが、
アウトプット重視型で生きてきた自分に反省し、物事の本質を捉える視点や思慮深さを
もっと養いたいな~と感覚的に感じることが大きくなってきたからかな~と思っています。
※2020年現在、私も35歳のいい歳。

イケイケガンガンで生きていこうと思って肩ひじ張っていた20代だったので、
いろいろ行動して失敗しつつも、それがあったからこそ良い方々に巡り合えて
勉強させてもらって、そのお陰で何とか今日があるのは間違いありません。

しかし、自分の頭で都度真剣に考えて動きつつもどこか甘さやどうにかなるさ感が抜けきれず、
ちゃんと継続的に自分の人生と自分自身にアプローチして会話してこなかったな~とも強く感じます。
※悪い意味で突っ走ることで上手くいくであろうという運と環境任せですね。


これまでそうやって生きてきてしまったので簡単に自分を変えることは難しい状況にあり、
むしろ変えることは不可能とも感じていますが、このまま進むのは危険であり味のある大人に
なれないことは確実なので、もっと自分と社会に対する価値観をしっかりと持って沖縄のため、
社会のために行動を起こしていける人間になりたいなとは改めて思っています。

「世のため人のために考えて行動し、社会の進歩発展に貢献する」

こんな大事な基本的なことが勢いにかまけてちゃんと理解・行動できておらず、
自分にばかりベクトルが向いていたのが私だな~とこのブログを読み返しても思います(笑)
※自己主張ばかりの内容です(笑)


それも悪くはないとは感じますが、もっともっと思慮深さと本質を見ぬく力を養い、
沖縄や社会のために身を注いで貢献していける人に心の底からなっていきたい。

そのような気持ちを少しずつでも継続していくためにこのブログをまた再開したいと思います。  

Posted by kenbi at 21:45Comments(0)日記

2016年01月30日

トレードオフを考えるのがリーダーの一つの役割

リーダーの意思決定はトレードオフの連続。

何かを始める代わりに何かをやめる。
何かの優先順位を上げる代わりに何かの優先順位を下げる。
何かに投資する代わりに何かに投資する額を下げる(またや止める)。

その判断軸は会社の「ミッション」「ビジョン」にあるとアステラ製薬の社長である
畑中さんが今月のHBRで語っていることに改めて感心しました。


当たり前と思えることですが、これは「言うは易し行うは難し」だと
ビジネスの前線にいる方は感覚的に理解できるのではないでしょうか。

商品・サービスを世に打ち出すために企画職は日々いろんな調査をし、
仮説を立て、他業界、他社の動向をwatchし、いろんな工夫をするわけですが、
そうやって磨いた商品やサービス、新商品や新サービスですから、
リリースすると可愛くて仕方ない。

それを他の商品、他のサービス、タッチポイントごとに比較されて
優先順位をつけられる、ひいてはその商品やサービスを止められることは
とても心がいたく、頭でわかっていても心が許さなかったり、
いろんな理由をつけて止めに入りたくなるものです。

しかし、それで本当に良いのか?

立ち止まって考えるためにはやはり「企業理念」が判断軸になるのだと、
畑中さんは再認識させてくれています。

どんなに崇高な理念でも、常に心の中にあり、
実践することでしか企業価値は上がっていきません。

トレードオフという情が無いような言葉ですが、
しっかりとした判断軸をもては会社はもっとよくなるのかもしれませんね。
  

Posted by kenbi at 09:37Comments(0)

2016年01月20日

勝って兜の緒を締めよ

超久々のブログ更新ですが、感銘を受けた文を改めてご紹介。
気を引き締めて明日からまた頑張りましょうか。


日露戦争を終え、完全勝利をおさめた連合艦隊は解散を迎えた際、
東郷平八郎が「連合艦隊解散の辞」として語った訓示。
日本国に伝わる名文の一つとされているようです。



明治三十八年十二月二十一日 
連合艦隊司令長官 東郷平八郎

連合艦隊解散の訓示(口語訳)

 二十か月にわたった戦いも、すでに過去のこととなり、わが連合艦隊は今其の任務を果たしてここに解散することとなった。しかし艦隊は解散しても、そのためにわが海軍軍人の努めや責任が軽減するということは決してない。この戦争で収めた成果を永遠に生かし、さらにいっそう国運をさかんにするには平時戦時の別なく、まずもって、外の守りに対し重要な役目を持つ海軍が、常に万全の海上戦力を保持し、ひとたび事あるときは、ただちに、その危急に対応できる備えが必要である。
 

 ところで、戦力というものは、ただ艦船兵器等有形の物や数だけで定まるものではなく、これを活用する能力すなわち無形の実力にも左右される。百発百中の砲一門は百発一中、いうなれば百発打っても一発しか当たらないような砲百門と対抗することができるのであって、この理(ことわり)に気づくなら、われわれ軍人は無形の実力の充実即ち訓練に主点を置かなければならない。この度、わが海軍が勝利を得たのは、もちろん天皇陛下の霊徳によるとはいえ、一面また将兵の平素の練磨によるものであって、それがあのような戦果をもたらしたのである。もし過去の事例をもって、将来を推測するならば、たとえ戦いは終わったとはいえ、安閑としてはおれないような気がする。
 考えるに武人の一生は戦いの連続であって、その責任は平時であれ戦時であれ、その時々によって軽くなったり、重くなったりするものではない。事が起これば戦力を発揮するし、事がないときは戦力の涵養につとめ、ひたすらその本分を尽くすことにある。
 

 過去一年半、あの風波と戦い、寒暑に耐え、たびたび強敵と相対して生死の間をさまよったこと等は、容易な業ではなかったけれども、考えてみると、これもまた長期の一大演習であって、これに参加し多くの知識を啓発することができたのは、武人としてこの上もない幸せであったというべきであり、どうして戦争で苦労したなどといえようか。もし武人が太平に安心して目の前の安楽を追うならば、兵備の外見がいかに立派であっても、それはあたかも砂上の楼閣のようなものでしかなく、ひとたび暴風にあえばたちまち崩壊してしまうであろう。まことに心すべきである。
 

 むかし神功皇后が三韓を征服されて後、韓国は四百余年間わが支配の下にあったけれども、一たび海軍が衰えるとたちまちこれを失い、また近世に至っては、徳川幕府が太平になり、兵備を怠ると、数隻の米艦の扱いにも国中が苦しみ、またロシアの軍艦が千島樺太をねらってもこれに立ち向かうことができなかった。目を転じて西洋史を見ると、十九世紀の初期、ナイル及びトラファルガー等に 勝った英国海軍は、祖国をゆるぎない安泰なものとしたばかりでなく、それ以後、後進が相次いでよくその武力を維持し世運の進歩におくれなかったから、今日に至るまで永く国役を守り、国威を伸張することができたのである。
 

 考えるに、このような古今東西の戒めは、政治のあり方にもよるけれども、そもそもは武人が平和なときにあっても、戦いを忘れないで備えを固くしているかどうかにかかり、それが自然にこのような結果を生んだのである。
 われ等戦後の軍人は深くこれ等の実例を省察し、これまでの練磨のうえに戦時の体験を加え、さらに将来の進歩を図って時勢の発展におくれないように努めなければならない。
 そして常に聖論を奉体して、ひたすら奮励し、万全の実力を充実して、時節の到来を待つならば、おそらく永遠に護国の大任を全うすることができるであろう。
 

 神は平素ひたすら鍛錬に努め、戦う前に既に戦勝を約束された者に勝利の栄冠を授けると同時に、一勝に満足し太平に安閑としている者からは、ただちにその栄冠をとりあげてしまうであろう。
 昔のことわざにも教えている「勝ってかぶとの緒を締めよ」と。  

Posted by kenbi at 20:45Comments(0)名言☆

2015年03月21日

東京での生活

かなり久々の更新になりました。
2014年11月にいきなり東京転勤となり、単身生活を強いられ、
全く畑違いの部署に入ってから早4か月。

毎日苦労しながらも適度な負荷を感じながら充実した生活を送らせていただいています。

東京に来てから沖縄での仕事のやり方と比べて大きく変わったことの一つに、
「徹底して頭を使って考え続ける」ということがあります。

私が勤める会社は「オペレーション」的なところが主の業態に入るんですが、
その中でも現在の部署は特別で、企画・戦略的な要素しかないような部署です。

現場の方々が毎日汗水垂らして働いている中、オフィスで「うーん」と頭をひねって
何時間も戦略やコンセプトを考え続けることもしばしば。

比較的この業態では珍しいポジションだと思っています。


沖縄では毎日「うーん」と頭をひねることなく、その場その場をどうにか円滑に回そう、
お客さまにどうにか満足いただけるように対応しようなど、現場的な仕事に携わっていたこともあり、
一年先、数年先のことを見据えて仕事に取り組んだことが無かったので、とても刺激になります。


私が尊敬するマーケッターの方に教わったのですが、
「結局ビジネスは、どれだけ頭をすり減らして考え抜くことができたか否かで、勝負は決まる」とのこと。

もちろん、頭で考えるよりも実戦が重要であり、PDCAをどれだけ早く確実に回せるかという点も
見落とすことはできませんが、「考えること」の重要性を侮ってはいけないと痛感させられています。

やらなければいけないこと、抑えなければいけないことがどんどん発散して増えていくなかで、
ここ1~2年はめいっぱいストレッチした目標をどのように達成するか、「うーん」と頭が擦り切れるまで考えて、
頭の筋トレをしながら付加価値を生み出す苦しみを沢山味わえそうです。

考えて、考えて、考え抜くこと。
この時間をどのように確保するか、
沖縄に戻ったことも見据えながら毎日を楽しんでいこうと思う今日この頃です。  

Posted by kenbi at 10:48Comments(0)わたくしごと☆

2014年05月08日

自分を自由にしてくれるもの

資本主義では、給与は「需要と供給」で決まるのが基本。

そこでこの時代に自由に働き、給与を稼ぎ続け、
尚且つ上昇させていくためには次の二つの要素が不可欠だと思います。

①多くの人にはできないスキルを身に付ける
②世の中が求めているスキルを身に付ける


※それに加えて、チャンスを広げるためには、
 やはり「英語」や「中国語」は欠かせないでしょう。

多くの人にできないスキルとは?
現在の世の中から求められていることとは?

そういったことを自分のやりたいこととマッチさせ、
人生を決めて進んでいくことは大変ですが、
それをしなければ一生平凡もしくは、
典型的と言われる人生を生きてしまう確率が高まるでしょう。

英語は必死で勉強することとして、
その他何を特化させて社会で存在感を発揮していくのか?

そろそろ決断のときですね。


  

Posted by kenbi at 19:43Comments(0)社会☆

2014年03月09日

Lifestyle Design

2013年10月31にライフキャリアアップ×スキルアップ勉強会の
共催にて開催された四角大輔さんトークライブ、
「ビジネスパーソンのトガり方」のセミナー映像を昨夜見直しました。





~ジブン再起動プロジェクト~
【問い】ジブン自身はどこにある?


この問いから始まるライブは久々に見ても新鮮で、
「Don’t think,feel」という言葉を皮切りに、
人生が成功したかどうかは他人との基準の無い
勝ち負けによる競争ではなく、
自分自身がどれだけstudiousな状態になれるかだと思っている。
という四角さん独自の考え方を我々にシェアしてくれていました。

Studious 
⇒ 人間がいきいきと集中・熱中している状態
⇒ 自分のうちから湧き起こる、好き!楽しい!状態
⇒ これは自分にとって必要なんだと腑に落ちた状態

改めて聞いてみるとこの考え方は非常に重要で、
毎日がマンネリと化してしまいそうな社会人生活の中でも、
目の前の仕事に一生懸命になるために力になる考え方です。

例えば、ゲーミフィケーションの仕事への応用。
「ゲーミフィケーション」(Gamification)とは、遊びや競争など、
人を楽しませて熱中させるゲームの要素を、
ゲームが本来の目的ではないサービスやシステムに応用し、
ユーザーのモチベーションやロイヤルティーの向上に資する取り組み。
2010年に米国で提唱。
本来は顧客の活性化を図るマーケティング手法の一種ですが、
最近ではビジネスへの利用にとどまらず、企業の人材開発や
従業員向けサービス、さらには社会活動の手段としても使われ、
大きな注目を集めている考え方です。


どんなに嫌な仕事でも、上記考え方を導入して
自己記録更新などに取り組めば、
仕事に没頭することができる可能性が高まり、
処理能力の向上にも繋がるかと思います。


また、自分のルート(人生)は自分自身で決めたい。
そのように考えている人は、仕事だけではなく
下記の要素それぞれについて真剣に考えることが
大切だと四角さんは説いています。

Career DesignではなくLifestyle Design
①ライフワーク・夢
②身体メンテナンス
③パートナーシップ
④ファミリープラン
⑤マネープラン
⑥キャリアデザイン
⑦社会貢献
⑧レクリエーション・趣味

人間にとって仕事は人生の一部であり、
それだけに左右されるものではない。
(もちろん仕事が何よりも一番と考える方は、
仕事に比重を置いて生きることが人生の幸せとなるため
 そこを否定する考え方ではありません。)

人生はアート(Art )であり、時間は命。

毎日・毎瞬を大事に過ごすべきだという言葉は
久々に聞くとまた自分を振り返る大事な言葉になりました。

以上、簡単な振り返りでした。

最後に、同セミナーの中であがった質問に対して、
四角さんが自身の経験からアドバイスをしていた内容を記します。
是非参考にしてください♪

【Q&A】
①「自由」となると、組織に属している人たちに対して
「組織に縛られるな・埋もれるな」といった話になってしまう。
ですが、組織の属するメリットというのもあるかと考えます。
四角さんは組織の属するメリットをどのように考えますか?

自由とは自分らしく生きること。
会社員だから、経営者だから、ノマドだから、というのは関係ない。
個性・独自性・独創性
みんなと同じことをやるのは今の時代に必要とされていない。
会社は給料をもらいながら勉強できる環境。
有り得ない環境でも、勉強になっている。
組織を利用して勉強するという考え方を一部持っていても良いと思う。


②「変わりたい」という思いがある一方で、変化を恐れる気持ちもあり、
なかなか踏み出しきれない人に対して、
四角さんならどのようなアドバイスをしますか。

脳みそは変化を止める。構造的に。
ごまかすしかない。
大事なのは、脳にバレないようにちょっとずつやっていくことが必要。
例)ランニング
超カッコイイシューズを買ってみる。そしたら自然と走りたくなる。


③最近の若い人たちは、「ノマド」という働き方について、
その格好よさや憧れといったスタイルにばかり目がいってしまって、
現実逃避していまっているようにも感じるが、
四角さんはどうお考えになりますか?

自分がどうありたいのか考えた方がいい。
日本は脳が汚染されてしてしまうものばかりあふれている。
Follow your heartという言葉があるように、
自分の内なる声に耳を傾けて考えてほしい。


④今後、若手ビジネスパーソンに必要とされるビジネススキルは何でしょうか?
・なるべく簡単な文章で、シンプルにわかりやすくメッセージを届けるスキル
・ビジュアル能力
・外国語(英語でなくてもいいが、何か見つかっていなければ英語を進める)
・ブラインドタッチとフリック入力
・キュレーション能力(情報選別能力)
 いかに自分に必要な、有益な情報を得ることができるか
・旅ること
・読書力(めちゃ本を読んでいる人は高学歴な人にも勝てる)

⑤四角さんのストレスマネジメントを教えてください
 Ⅰ.自然に触れること(四角さんにとってオフラインタイム)
 Ⅱ.栄養(食べ物のバランスは性格や思考に影響を与える)
 Ⅲ.休息と睡眠
 Ⅳ.運動(トレーニング)
 Ⅴ.味方をひとりだけでも創ること
 Ⅵ.全く別の世界と接点を持つこと
 Ⅶ.タスクを時間で考える
   嫌なタスクであるものほど時間で考えたほうが良い


この時代を自分なりに捉え、皆でより良く生きていきたいですね!
  

Posted by kenbi at 09:20Comments(0)雑談♪

2014年01月04日

ロスジェネの逆襲

新年明けましておめでとうございます☆
旧年中はお休みがちなkenbi land blogでしたが、
皆様に支えられ一年間過ごすことができました。

今年もこのblogに目を通して頂いているすべての方々にとって、
実り多き一年となることを心から願っております。


さて、新年早々ですが、今年のkenbi land blogは
タイトルの通り「ロスジェネの逆襲」の紹介からスタート
させて頂きたいと思います。

「ロスジェネの逆襲」とは、池井戸潤さん著の小説で、
「俺たちバブル入行組」の続編にあたる本のタイトルです。

「俺たちバブル入行組」は昨年TBSで放送され、
超大ヒットドラマとなった「半沢直樹」の原作にあたります。

本の詳しい内容は割愛しますが、自分の信念を曲げず、
数々のピンチを正しい考えと行動力で幾度となく乗り切ってきた
主人公半沢直樹が、東京セントラル証券に出向を命じられ、
そこでの出来事を書いたものがこの小説です。

ハマりにはまりまくって一日で読んでしまいましたが、
私の心に一番響いたのは半沢直樹の「信念」でした。

以下、小説から。

半沢の部下(森山)から、半沢の信念とは何か?と問われ、
『簡単なことさ。正しいことを正しいといえること。世の中の常識と
 組織の常識を一致させること。ひたむきで誠実に働いた者が
 きちんとj評価される。そんな当たり前のことさえ、いまの組織
 ではできていない、だからだめなんだ。』

『その原因は自分のために仕事をしていること。仕事は客のために
 するもんだ、ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れた
 とき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。
 自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、身勝手な都合で
 醜く歪んでいく。そういう連中が増えれば、当然組織も腐っていく。
 組織が腐れば世の中も腐る。』

(ダイヤモンド社:ロスジェネの逆襲から抜粋 P366~367)

上記は当たり前のことかもしれませんが、
社会人の方々はそれを通すことがどれだけ難しいことか。
中堅クラスになればなるほどよく理解していると思います。

今年は「正しいこと」「すべきことをきちんとする」という
大前提を忘れず、肝に銘じて仕事に取り組みたいものです。。。



  

Posted by kenbi at 12:44Comments(0)オススメ☆